イムノアッセイ

C-ペプチド(CPR)

CPep

C-ペプチド

生理活性は不明ですが、インスリン1分子に対して、C-ペプチド1分子が生じることより、インスリン分泌能を知る指標となります。
C-ペプチドを測定することにより、特にインスリンを投与している糖尿病患者などの内因性インスリン分泌能を推定する事ができます。
また、C-ペプチドはインスリンと異なり、尿中にも排泄されるため、随時尿のみならず、1日蓄尿も検体となり、1日のインスリン分泌能を推定できると言われています1)

1) 永田 他、内分泌機能検査の実際 インスリン・C-ペプチド系、ホルモンと臨床、43夏季増刊号,95-102(1995)


注意事項
※尿中C-ペプチドは、測定に当たり検体を必ず希釈します。専用の検体希釈液で5倍以上(通常は10倍)に希釈して測定してください。

※尿中C-ペプチドは、尿中に細菌の混入がある場合、ある種の細菌の酵素により分解されます。蓄尿は、適切な防腐剤を使用するか、冷暗所にて行い、細菌の繁殖のないように注意してください2)

2) 関根 他、保存における尿中C-ペプチドの安定性について、医学と薬学、36(4),797-802(1996)


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